樹木樹幹注入剤の特長
効果が期待できる主な害虫
【名称】オビガレハ 【発生時期】3月~7月 年1回 【体長(幼虫)】55mm~60mm 2週間程度で羽化 【害】無害 【特徴】幼虫は天幕状に巣を作って集団で生息 |
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【名称】アメリカシロヒトリ 【発生時期】5月下旬~7月中旬 8月中旬~9月下旬 年2回 【体長(幼虫)】約30mm 【害】無害 【特徴】幼虫は巣網を張り、その中で中齢期まで集団生活 |
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【名称】モンクロシャチホコ 【発生時期】7月~9月 年1回 【体長(幼虫)】45mm~60mm 【害】無害 【特徴】幼虫が集団で葉を食害する |
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【名称】マイマイガ 【発生時期】卵で越冬して3月~5月に孵化 【体長(幼虫)】約60mm 【害】有害 【特徴】幼虫は糸を吐いて風に乗り食害する樹木に移動 |
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【名称】ドクガ 【発生時期】越冬し4月~10月 年1回 【体長(幼虫)】20mm~40mm 【害】有害 【特徴】オレンジ色の斑紋が現われ毒毛針が多数あり |
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【名称】ヒロヘリアオイラガ 【発生時期】6月~7月 8月~9月 年2回 【体長(幼虫)】22mm~24mm 【害】有害 【特徴】大量に発生、多数の毒棘・毒毛針有り |
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【名称】クビアカツヤカミキリ 【発生時期】ほぼ2年間樹木の中で幼虫としてすごします 【体長(幼虫)】3~4cm 【害】食害 【特徴】さくら、梅、もも等桜亜科の樹木が多い |
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【名称】ツヤハダゴマダラカミキリ 【発生時期】5月~10月に成虫となり、特に5~8月に多く見られる 【体長(幼虫)】17~40mm 【害】食害 【特徴】公園の樹木や街路樹として植えられている様々な木に寄生 |
クビアカツヤカミキリについて
環境省/森林総合研究所/森林総合研究所の防除方法/栃木県の防除方法/
ツヤハダゴマダラカミキリについて
適用害虫及び用法
作物名 | 適用病 害虫名 |
使用量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | エマメクチン安息香酸塩を含む農薬の総使用回数 |
樹木類 (さくら、デイゴ、ホウオウボク、まつ(生立木)を除く) |
カミキリムシ類 |
胸高直径(樹幹部) 6~10cm 10~20ml 11~15cm 20ml~40ml 16~20cm 30ml~60ml 21~25cm 40ml~80ml 26~30cm 50ml~100ml 30cm以上は胸高直径が 5cm増すごとに10ml~20mlを増量する |
発生前~発生初期 | 1回 | 樹幹部に注入孔をあけ、注入器の先端を押し込み樹幹注入する。 | 6回以内 |
ケムシ類 | 胸高直径(樹幹部) 11~15cm 20ml 16~20cm 30ml 21~25cm 40ml 26~30cm 50ml 30cm以上は胸高直径が 5cm増すごとに10mlを増量する |
1回 | ||||
さくら | ケムシ類 イラガ類 クビアカツヤ カミキリ カミキリムシ類 |
胸高直径(樹幹部) 6~10cm 10~30ml 11~15cm 20~60ml 16~20cm 30~90ml 21~25cm 40~120ml 26~30cm 50~150ml 30cm以上は胸高直径が 5cm増すごとに10~30mlを増量する |
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ツヤハダゴマダラカミキリ | 胸高直径(樹幹部) 6~10cm 10~20ml 11~15cm 20ml~40ml 16~20cm 30ml~60ml 21~25cm 40ml~80ml 26~30cm 50ml~100ml 30cm以上は胸高直径が 5cm増すごとに10ml~20mlを増量する |
※クビアカツヤカミキリ・ツヤハダゴマダラカミキリは「特定外来生物」です。
施工手順
樹幹注入のメカニズム
左の無処理木はケムシに葉を食われているが、右の樹幹注入処理木はケムシの発生がなく葉が食われていない。